2013年2月21日木曜日

麻雀は「数字」がキモ

  麻雀はそのほとんどが数値化できる性質をもったゲームです。

たとえば将棋や囲碁などはプレーヤーの技術技能の高さがモノをいいます。なぜなら全てのアクションにはプレーヤーの意思が働いているからです。対してチンチロリンやルーレットなどは99%以上が「運」によるものです。「確率」という数値に頼ることもできますが、人間の技術が発揮される場面が少ない(あるいはゼロである)ため限定的な効果に留まります。

麻雀は各プレーヤーの「ツモ」の繰り返し。そのツモ牌は神のみぞ知る領域。仮に1回のツモで勝敗が決まるのならチンチロリン等と大差のない運だけのゲームですが、麻雀はこのツモを繰り返すことができます。
さらにこの偶発的なツモ牌を受け入れる手牌については意思を加えることができます。従ってツモ牌の受け入れを多くしたり、逆に限定的な牌のみを受け入れる代わりに得点力を向上させるといった「技術」が発揮される場面が多くなるのです。

ですからツモ牌を予測できることがあれば麻雀に負けることはほぼないといえるでしょう。100%の予測は不可能ですが、全くできないということではありません。ある程度の予測は可能です。
 
そのツールとなるのが冒頭に述べた数値化であり確率です。
つまり麻雀に強くなるには数字に強くなることが求められているのです。

さて突然ですが、売れる商品、視聴率のよい番組、ベストセラー本、
これらに共通するものはなにかわかりますか。
ヒントは「商品名」または「タイトル」です。

正解は「数字」です。
人気のあるもの、思わず手にとってしまうものの多くは数字のマジックがかけられていることが多いのです。



スカイツリー関連グッズは634mにちなんだものが多く、日本テレビ系『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』などは長い間高視聴率を続けています。また本屋へ行っても『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方(福島文二郎著)』や『働く君に贈る25の言葉(佐々木常夫著)』、『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則(本田直之著)』などベストセラーの多くは数字を表現方法の1つとして有効に使っていることがわかります。


また、数字のマジックをさらに強力に使用する場合もあります。
 有名な例では大正製薬のリポビタンD。『タウリン1000mg配合』で有名ですね。あるいはノンアルコールビールのキリン・フリー。『アルコール0.00%』のキャッチで大ヒットとなりました。
しかしながらよくよく考えてみると、1000mg1gですから『タウリン1g配合』でもいいわけですし、『アルコール0%』でも表記上の問題はないはずです。
ですがこの表記ではここまでのヒットにはつながらなかったはずです。
これが数字のマジックです。
 
 
麻雀と数字との関係、また数字の大切さはわかっていただけたでしょうか。
数字の技能をアップさせる方法、つまり麻雀にどのように応用するかは近日中にアップする予定です。
数字に強くなる方法」をご覧ください(2013.02.22に書きました)

2 件のコメント:

  1. わかりやすいです

    早く続きをお願いします(´∀`)

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  2. 「数字に強くなる方法」をアップしています
    ぜひご一読ください

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