「一生懸命努力していても結果がでない」
中級者と話しているとよく聞かれるフレーズです。
今日は、彼らのいう「努力」とは何か、というところから入りましょう。
話を聞いてみますと、
ほとんどの方がセオリーや定石を熟知しています。
また、プロや著名人の話題にも明るい方も多い。
雑誌や戦術本を何十冊も熟読している方もいました。
つまり、彼らのいう「努力」とは、読書や情報収集だったのです。
しかし、どれだけ勉強し、知識を学んだとしても、それが実践に活きるかどうかは別の話です。
野球やバスケのルールブックや漫画を読んで、技術を知っていても、
実際のプレイにはなんの影響も与えないことは誰でも経験があると思います。
知識だけでは勝率は上がらない。
むろん、「知る」ということは大切です。
しかし、それを結果に結び付けるためには、実践での繰り返しが欠かせません。
ところが、知識を実践に取り入れての訓練は、アタマで考えるよりも難しいものです。
難しいからこそ、中級者は皆、無意識に実践訓練を避けるのです。
これは意思だけではなかなかクリアできないものです。
ではどうするか。
これには2つの要素を取り入れることが重要です。
まずは、ネットワーク
そして、公表
この2つです。
なぜなら、得た知識を実践で訓練するのを妨げるのは「怠惰」だからであり、
怠惰を取り除くもっとも有効な手段がこの2つといえるからです。
ネットワークとは、自分の行動や考えを共有してくれる仲間のこと。
麻雀サークルの友人や家族でもいいでしょう。
そして彼らに公表するのです。
「2週間後、平均リーチ順目を1順向上させる。」
このように目標を公表するのです。
むろん、努力内容そのものでもいい。
「振込み率を50%減少させる」などです。
ネットワークに公表することで、実践せざるを得ない環境となり、
自らの意志力とは関係なく行動に移せるのです。
繰り返します
結果に必要な要素は、努力です
努力には、実践が必須となります。
そして実践するためには、ネットワークに公表することが重要なのです。
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